私は入社1年目から3年目まで、原子力発電所の設備保全に関連するシステムの開発、保守運用を担っておりました。
4年目からは火力システムグループへ異動し、現在は関西電力へ業務出向しております。出向先では火力発電所の業務をデジタル技術を使い高度化・効率化していくため、発電所へのデジタル技術の提案から導入までを担い、新たな分野の業務に挑戦しています。
- 発電システム部 火力システムグループ
- 2021年度 入社 情報科学部卒
- 部署の魅力を一言
- 火力・原子力・水力発電に関わるシステム開発維持運用ができる
Schedule
1日のスケジュール
- 9:00
- 出社。1日の予定を整理、メールをチェック
- 10:00
- ベンダーとのプロジェクト進捗に関する打合せ
- 11:00
- k-sys内部での打合せ
- 昼休憩
- 13:00
- プロジェクトの設計レビュー
- 15:00
- プロジェクトの検討・資料作成
- 17:30
- 業務を整理して退社
仕事内容
プロジェクトの先にいるお客さまのために
印象に残っている仕事は、2年目に担当していたシステムの改修案件に携わった経験です。このプロジェクトでは、私が初めて設計、プログラミング、リリースまでの工程を担当しました。まず、プロジェクトの初期段階で、この改修がお客さまの業務にどのような影響を与えるのかを深く理解する必要があると判断し、業務理解に努めました。業務理解をすることで、どのような改修が必要なのかを整理することができ、改修後のイメージをつかむことができました。また、このプロセスを通じて、システム改修にあたっては、お客さまの業務に対する深い理解が必要だと実感しました。 システムの設計・開発においては、システム間連携を行う必要があり、連携するシステムの担当者と連日コミュニケーションを取り、調整を繰り返しました。初めての経験で四苦八苦しながらではありましたが、着実にお互いの認識合わせをしたことで、システム間のトラブルを避けることができました。この時、技術的な課題で苦労する事項が多く発生しましたが、上司からのアドバイスを通じて解決していくことで、プロジェクトを着実に前進させることができました。 特に印象深かったのは、システムの導入時です。設計から数か月かけて携わってきたプロジェクトが無事に終わったことで、大きな達成感を得ることができました。リリース後に不具合が起きることなくシステムが稼働していることが、お客さまの役に立っていると感じています。この経験を通じて、技術だけでなく、コミュニケーションやチームワークの重要性を学び、非常に成長できたと感じています。
挑戦し成長を続けることが誰かの役に立つ
この仕事の面白みは、IT技術を駆使して課題を解決し、新しい価値を創造できるところにあると思います。お客さまの様々なニーズに応えるため、多様な分野でIT技術を応用しながら、課題や問題解決に挑戦できるところがこの仕事の大きな魅力です。 入社以降、私は様々なシステムを担当してきましたが、複雑なシステムの設計や開発を通じて、技術的なスキルや知識が徐々に向上していく過程は大きな成長を感じることができる瞬間でした。また、IT業界は技術の進歩が速い業界であるため、常に新しい技術やトレンドに触れたり、成長し続けられる環境であることが、良い点だと思っています。現在、関西電力へ業務出向中ですが、出向先ではこれまでとは違う仕事に挑戦することができ、今までにはない新しい経験を積むことができています。このように挑戦を続け、成長し続けられるところにもこの仕事の面白さを感じています。
やりがいとしては、システムが実際に稼働し、お客さまやユーザーに貢献していることを実感できることです。自分が関わったシステムが業務の効率を大きく向上させたり、お客さまの業務を便利にしたりする場面に直面すると、自分の仕事が誰かの役に立っていることを感じることができます。こうした経験が、日々の業務へのモチベーションを高めてくれています。
技術力の向上だけでなく様々なスキルの取得
入社してから成長した点として、技術的なスキルの向上はもちろん、課題解決力やコミュニケーション能力が向上したと感じます。技術面では、さまざまなプロジェクトを通じてプログラミング技術やシステム構築を学び、実践の中でスキルを磨くことができました。特に、業務を進める中で、問題が発生した際にその原因を迅速に特定し、解決する力を身に付けたことが大きな成長です。また、コミュニケーション能力も大きく成長しました。プロジェクトではチームやお客さまとの連携が非常に重要であり、異なる立場や役割の人々と協力して目標を達成する必要があります。入社当初は技術的な役割に集中することが多かったのですが、経験を積む中で、相手のニーズを正確に把握し、それを踏まえた上で分かりやすく提案や報告を行うことができるようになりました。入社3年目に外部企業との研究会に参画し、様々な業種や年齢で構成されたチームで一年間にわたり研究活動を行いました。その研究活動で私はリーダーを務め、チーム内での意見調整や活動を円滑に進めることの難しさや大切さを学びました。それ以降は特に、チーム内での意見調整や、お客さまへの説明の際に、相手の立場や背景を理解したコミュニケーションを心掛けるようになり、それが業務を円滑に進める上で重要であると実感しています。 技術力とコミュニケーション力の両面での成長を通じて、プロジェクトの成果に対する責任感も高まりました。
技術力・マネジメント力でお客さまの希望を叶える
今後の目標として、システムエンジニアとしての専門性をさらに高め、技術力とマネジメント力の両面で成長することを目指しています。特に、急速に発展している分野であるAIやクラウド技術に注力し、これらを活用したシステム開発に挑戦したいです。これにより、従来の業務システムに留まらず、より高度で効率的なソリューションを提供できるエンジニアになることを目指していきます。 さらに、プロジェクトマネジメントのスキルも強化し、チームをリードしながら、プロジェクト全体を成功に導ける立場になりたいです。システム開発はチームでの協力が不可欠であり、リーダーシップを発揮してメンバーの力を最大限に引き出し、高品質なシステムを提供する役割を果たしたいと考えています。 将来的には、関西電力へ業務出向していた経験を活かし、さらに、技術面でのスキルやコミュニケーションや調整などのマネジメントスキルを駆使して、システム化構想の業務にも積極的に参画していきたいと考えています。最新技術に精通し、お客さまの多様なニーズに応えられる万能なエンジニアになるため、日々研鑽を重ね、知識と技術を身に着ける努力を続けています。このような成長を通じて、より良いシステムを提供し、お客さまに貢献できるよう邁進していきます。

通勤時間にはよくラジオを聴いています。何も考えずにただ笑えるので、いいリフレッシュになります。休日には旅行に出かけるのが好きです。日常から離れた経験をすることで、気分転換ができると感じています。

大きくて頑丈なカバンは非常に重要です。在宅勤務の際にPCを持ち帰る必要があるため、重たいPC2台を収納できるカバンは欠かせません。現在使用しているカバンは3代目であり、前のカバンは負荷に耐えられず壊れてしまいました。