Career development

『やれることを全部やる』精神で
会社に新しい技術をもたらす

2006年度 入社
テクニカルラボ DevOps推進グループ
テクノロジスト(プロフェッショナル)

Interview02

前職では、独立系SIerのプログラマーとして、医療系パッケージソフトウェアの開発や、金融業界の Web 申し込みシステム開発等に2年半従事していました。

Career 入社後のキャリア
2006
関西電力グループ各社で使われる
システムを開発する部署に配属
研究開発部門に異動
現在
アジャイルコーチ

入社当初は、関西電力グループ各社で使われるシステムを開発する部署に配属となりました。プロジェクトマネジメント系の業務が多い部署でしたが、私自身は前職で身に着けたプログラミングスキルがあったため、顧客との直接対話から難度の高い機能の実装まで幅広く対応していました。関西電力グループ各社のさまざまな業務に触れることができ、非常に楽しかったです。

その後、研究開発部門に異動となりました。自社内の開発で使う独自フレームワークの開発や、開発現場への技術支援、新技術の検証など、当社の開発現場と技術をつなぐ業務を多く担当しました。
また、この時期に2年ほど、小さなパッケージシステムの外販も行いました。営業窓口から実際の導入まであらゆることを担当しましたが、今思えばこの時の挑戦が、現在の私の根底にある「やれることを全部やる」姿勢に繋がっている気がします。

現在は、アジャイル開発の社内推進業務を行っています。アジャイル開発の本格導入が決定した6年ほど前から一貫して携わっており、推進計画の立案、施策の検討、アジャイルコーチとしてのプロジェクト支援が主な業務です。社内では事例や経験者が少ないため、社外の勉強会やコミュニティに積極的に参加して、社内に知見を持ち込もうと奮闘しています。

キャリアアップの機会

入社してからこれまでの18年をふりかえると、大きなキャリアアップの機会が何度もありました。私の場合は、自らが希望して新しい挑戦をしたというより、上司が自然とキャリアアップのラダーを目の前に用意してくれた、というケースが多かったと思います。自分では「まだできない」と思っている業務やロールを付与したうえで、「サポートするからやってみなさい」と背中を押してくれるイメージです。
日頃から自分が将来やってみたいことや、逆に絶対にやりたくないことを意識して伝えるようにしていたのですが、その内容に沿いつつ、少しの挑戦が含まれる絶妙なラインだったと思います。
そのおかげで、プログラミング経験しかない状態で入社した私ですが、現在は技術職のプロフェッショナル職位となることができました。

現在は社員本人の希望で部署を異動できる制度も始まっているので、自分でキャリア形成する意欲のある方はよりキャリア実現しやすい環境になっているのではないでしょうか。また、私は社内で有志勉強会を立ち上げたのですが、そういったチャレンジも歓迎されています!

入社後役に立った研修や制度

オンライン教育システムが導入されているので、興味のある分野の勉強ができる点は非常に気に入っています。さらに、業務上必要なスキルに関する研修は上司に相談さえすれば受講できる印象です。もちろん、無制限というわけではありませんが、前職と比較してもかなり研修制度が充実していると思います。

また、自身のスキルアップには直接関係無いのですが、介護休職を2カ月取得したことがあります。プロジェクトが繁忙を極める中でしたが、プロジェクトメンバーの理解と総務の方の後押しもあり、介護休職の取得を相談した翌週からすぐに休むことができました。また、休職中にも細やかなサポートを頂いたことで、2カ月後に非常にスムーズに復職できましたし、その後の自身のキャリア上のマイナスになることは何一つありませんでした。
長い人生の中で、自身や家族に何が起こるか分かりません。制度があるだけでなく、快く取得させてもらえ、サポートもしていただけたことで、この会社なら今後も安心してキャリアを続けていけると感じたことを覚えています。

今後の目標

私は、良い仕事とは、「個人の成長」と「チームや組織の成果」の両輪がうまく噛み合わなければいけないと考えています。ただ与えられた業務をこなすのではなく、少しずつでも前進していきたいですよね。
幸いにも、新技術を広める業務を担当していますので、前職や、開発現場、そして社外コミュニティから得た経験や知識を余すことなく社内の仲間に還元し、より高い成果を出す手伝いをしたいと思っています。
そのために、日々の業務だけでなく勉強会なども積極的に開催していきたいですね。