Career development

自分自身の成長ではなく
組織の成長へのシフトチェンジ

2006年度 入社
発電システム部 部長

Interview01

前職ではアルミメーカーの社内SEとして、グループウェアの導入に2年間従事し、社内システムの開発、また工場や支店へ出張しての導入説明会を経験しました。その後、情報資産管理を専門とする会社に転職し、建設業界のISO9000、14000の記録管理システムの開発に参画。上流工程から下流工程まで一貫して経験しました。開発完了後はメンバー4人で維持運用を担当し、プロジェクトリーダーとしてシステムの改修、サーバーリプレース、またヘルプデスクを8年間担当しました。前職では、設計、製造はもとより改修ニーズの取り纏めや要件定義、またメンバーのタスク管理・育成を担当していましたが、入社直後は特に改修ニーズの取り纏めや要件定義の経験が役に立ちました。

Career 入社後のキャリア
2006
システム開発のSE プロジェクトリーダー チーフマネージャー
現在
発電システム部の部長

入社当初は、原子力発電所の設備情報と保全業務を一元管理する設備保全管理システムの改修や、本システムのサブシステムとして計量器を管理するシステムの開発にシステムエンジニアとして従事しました。
その後、設備保全管理システムの大規模再構築プロジェクトが発足し、約4年間、要件定義から本番移行までプロジェクトリーダーとして全工程を経験することで、大規模開発のスキル・ノウハウを身に着けることができ、大きく成長することができたと実感しています。
その後管理職に昇格し、様々な原子力システムの維持運用を担当するグループの統括や、システム再構築プロジェクトのプロジェクトマネージャーを経験しました。現在は原子力システムだけでなく、火力、再生可能エネルギーのシステムの開発・維持運用も担当する発電システム部の部長をしています。部員とのコミュニケーションを大切に、システムの品質確保・安定稼働をベースに最新のIT技術を活用したソリューションの提案・実現ができる組織を目指し、取り組んでいる最中です。

関電システムズの魅力

新規開発や再構築プロジェクトにプライムとして上流工程から下流工程まで一貫して携われるところが最大の魅力です。
私は入社以来、2つの大規模再構築プロジェクトに要件定義から参画し、自ら考え、行動し、経験を積むことで、上流工程のスキルや大規模プロジェクトのプロジェクト管理の技術やノウハウを身に着けることができました。様々な課題や、超えなくてはいけないハードルが多々ありましたが、仲間と共に乗り越え、運用開始になった時の達成感と喜びは、忘れることができません。
また、運用開始後も開発に携わったシステムの維持運用を担当し、現場でどのように使われているか、システムの改善・改修も経験でき、システム開発だけでなく、維持運用のスキル・ノウハウも身に着けることができます。エンドユーザーの声を聞きながら、お客さまと一緒に開発したシステムに長く関われるところも、当社の魅力の一つです。
更に、DXに関する案件も増えてきており、システム化構想からのプロジェクトへの参画、最新のIT技術を活用したソリューションの提案・実現など、更なる活躍の機会が増えてきており、お客さまと一体となってDXを推進・実現できるところにも魅力を感じています。

入社後役に立った研修や制度

数年後に目指す姿や、不足しているスキル・経験に対し、どのような業務に従事していくか、どのような教育を受講していくか、また何の資格を取得していくかをキャリアプランとして作成し、1on1ミーティングや定期面談で上司とコミュニケーションをとりながら、キャリアを形成していくことができます。
1on1ミーティングとは、上司と現在従事している業務や今後のキャリアについて話をしたり、時には仕事以外の雑談を交えながら、30分程度対話するものです。1on1ミーティングによって上司との距離が縮まり、普段から相談しやすい関係作りが出来ていると感じています。
また、座席もフリーアドレスを採用しており、グループの垣根を超えて同世代や先輩と席を隣にして仕事をすることで、新しい繋がりも生まれています。
教育制度は特に充実しており、様々な社内研修が用意されています。必要に応じ希望する社外研修も受講できます。私も入社以来、不足しているスキルに対し教育を受講し、その後の実務を通じ自身のスキルとして確立してきました。

今後の目標

今まで築いてきたものを大事に継続しながら、新しいことに積極的にチャレンジできる「継続」と「チャレンジ」が両立する組織を作りたいと思っています。
まず、今まで築いてきたものとして「関西電力の業務・システムの深い理解をコアコンピタンスとしたシステムの開発・安定稼働」を継続する為に、次の世代に関西電力の業務・システムの知識と開発・安定稼働の技術・ノウハウを計画的に継承していきたいと考えています。
次に、会社ビジョンの1つとして掲げている「先進技術を習得・活用し、革新的なソリューションを提案・実現」に積極的にチャレンジし実現していきたいと考えています。先進技術は様々なものがありますが、その中から関西電力の業務にあったIT技術を選択し、関電システムズの強みを活かした関電システムズならではのソリューションを提案・実現していきたいと考えています。
最後に、社員一人ひとりが仕事を通じ自身の成長と達成感を今まで以上に感じることができ、厳しい仕事のなかでも笑顔が絶えない活気あふれる組織を作っていく為に、日頃からのコミュニケーションを大切にしていきます。