働き方改革を実現するための啓発活動
- 適正な労働時間管理に向けた取り組み
- 適切な労働時間管理を行うために、階層に応じた教育を行い労働時間管理に対する意識向上をはかるとともに、休暇取得に関しても「5営業日連続休暇の取得」「年間16日以上の有給休暇の取得」を目標とする施策を実施し、メリハリのきいた働き方を実現しています。
- メリハリのある働き方の推進
- 以前は毎週水曜日と金曜日を「ノー残業デー」として推進していましたが、フレックスタイム勤務制度の導入により、「定時」や「残業」という概念での退社の呼びかけが実態と合わなくなってきたことを受けて、「スマたん」と称してメリハリのある働き方を慫慂しています。
- スマたん
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- ・スマートワークの「スマ」、ショートワークのショート=「短」をとって「スマたん」
- ・「スマたん」には、ICTを活用した効率的で場所にとらわれない柔軟な働き方=スマートワークと、なるべく早く仕事を終わらせる=ショートワークを組み合わせて、メリハリのある働き方をみんなで盛り上げて推進していこうという思いを込めています。
- ワークライフバランスワーキング活動
- 社内で活躍する多様な人財によって社内ワーキングを結成し、社内セミナーや職場改善活動など、社員の自由な発想による取り組みを実施しています。
- 活動事例・電子ホワイトボード、集中ブースの導入
拠点が離れた場所との打ち合わせにも便利な「電子ホワイトボード」や、一人で作業に集中したい時の「集中ブース」など、業務効率を上げるための設備を導入し、使い方の周知活動を行っています。 -
・休暇ハンドブックの作成
より休暇が取りやすくなるよう、休暇の種類や使い方、取得条件等について知ってもらうための「休暇ハンドブック」を作成しました。
- ・サテライトオフィスの実施
働く時間、場所を予定に合わせて柔軟に選択できるよう、他の事業所をサテライトオフィスとして整備しました。 - ・社内川柳コンテストの実施
”ワークライフバランス”に興味を持ち、自らの行動を見直すきっかけづくりとしてもらえるよう、働き方改革やワークライフバランスにまつわる川柳コンテストを実施しました。 - ・ダイバーシティ広場
仕事と子育ての両立について気軽に相談できる知り合いを社内で作れるよう懇親会を実施し、ディスカッションなどを行いました。 - ・育児のための年次休暇取得&育児レポート
男性従業員による『育児レポート』を社内で公開し、休暇中の家事や育児の様子などについて紹介しました。 - ・介護離職予防セミナー・ハンドブックの作成
介護に直面した時でも就業継続できるよう、介護保険制度の仕組み・使い方や介護と仕事を両立するための心構えを学ぶセミナーの実施やハンドブックを作成しました。
- 女性活躍推進セミナー
- 社内で活躍する女性従業員のキャリアモデルを紹介し、ディスカッションを通じて自身のキャリアについて考えるための社内セミナーを開催しました。
多様な人財が活躍できる職場環境・風土作りへの取り組み
様々な人財が活躍できる職場環境を目指し、当社では、フレックスタイム勤務制度や短時間勤務制度などに加え、従業員一人ひとりが働きやすい会社を目指して各種制度の制定に取り組んでいます。
- テレワーク勤務制度
- 以前は、育児や介護など対象者を限定し在宅勤務制度を運用していましたが、従業員が働く場所を自由に選択できる「テレワーク勤務制度」へ拡充しました。「テレワーク勤務制度」は全従業員を対象に、「在宅勤務」、「ホームカミング勤務」、「ワーケーション勤務」、「モバイル勤務」と選択肢を広げ日々のワークスタイルに合わせた勤務形態を選択することが可能です。
- フレックスタイム勤務制度
- 従来あったコアタイムを廃止し、すべての時間をフレキシブルタイム(7:00~22:00)として、日々の始業及び終業の時刻を自主的に決めて働く制度です。
また、勤務時間の一部を中断できる「中抜け」を利用することもでき、生活と仕事の調和を図りながら、効率的に働くことができます。
- ビジネスカジュアルの推進
- カジュアルな服装での勤務を推奨しています。アフター5の予定も幅が広がります。
従業員同士の一体感向上を目的に、オリジナルポロシャツを作成しました。
- 妊娠・出産・育児パンフレット
- 妊娠・出産・育児という大きなライフイベントを迎えても、
安心して働き続けられるようにとの想いから、「妊娠・出産・育児パンフレット」を作成しました。
- 出産休暇の拡大、育児休職の有給化
- 男性の育児参加が当たり前の風土醸成や出産直後の母親の心身の回復支援などを目的に、出産休暇の日数を2日から5日に拡大しました。3日目以降の取得は子の世話を要件としています。
また、育児休職開始から最大5営業日分を有給扱いとしており、育児休職を取得しやすくしています。
- 育児休職の延長
- 育児休職は原則として子が1歳に達するまでですが、保育所に入所できない等の事情がある場合には、法定以上(3歳の前々日まで)の休職の延長が可能です。
- 短時間勤務、短時間フレックスタイム勤務
- 子が小学校1年生の9月末までの場合、1日の勤務時間について2時間を限度に10分単位で短縮することが可能です。
短時間フレックスタイム勤務を選択した場合は、1日の標準時間を30分~2時間まで30分単位で短縮することが可能です。
- 育児休職者向けSNS
- 産前産後休暇・育児休職中でも、会社の育児制度やニュースが閲覧できる育児休職者向けSNSを導入しています。SNSには育児休職中の従業員だけでなく、上司や育児経験のある先輩従業員も参加し、近況報告や育児に関する情報交換の場としても利用されています。
(人)
2021 | 2022 | 2023 | ||
---|---|---|---|---|
産前産後休暇取得者 (取得率) |
8 (100%) |
5 (100%) |
4 (100%) |
|
育児休業取得者 (取得率) |
男性※1 | 1 (11%) |
10 (91%) |
13 (62%) |
女性 | 7 (100%) |
5 (100%) |
4 (100%) |
|
育児休職復職率※2 | 100% | 100% | 100% |
- ※1 当該年度中における男性育児休業者(率)
育児休業等を取得した男性従業員数÷配偶者が出産した男性従業員数
例)2023年度に出生し2024年度に育児休業を取得した場合は2024年度の取得者数としてカウント - ※2 育児休職者が復職する割合
各種法令・認定制度に関する当社の取り組み
- 大阪市女性活躍リーディングカンパニー
- 当社は女性が活躍し続けられる制度づくりや仕事と生活の両立支援等について積極的に推進する企業として、大阪市から『大阪市女性活躍リーディングカンパニー』の最高位である2つ星認証及び、イクメン企業認定を取得しています。
- くるみん
- 厚生労働省が定める、「子育てサポート企業としての認定(通称:くるみん認定)」を取得しました。
この認定は、「次世代育成支援対策法」に基づく一般事業主行動計画を達成し、仕事と子育ての両立を図るための一定の基準を満たした場合に受けることができます。